デメリットとしては、限られた場所・コンセントしか電気を使用できないということです。
停電時に一部の電気しか使用できないため、通常の生活のように電気を使うことができなくなります。
その反面、電気を使用する場所が限られており、最低限の電気しか使用しないため、より長期にわたって電気を使用できる可能性が高くなります。
長期間停電した場合、毎日晴れていれば毎日太陽光発電から蓄電池に充電できるかもしれませんが、天気が悪く、思うように充電できない日もあるでしょう。
そんなときに、長期にわたって電気を使用できる可能性のある特定負荷型であれば安心です。

メリットは、家まるごとバックアップして、通常と同じように電気を使用できるということです。
リビングや寝室、洗面所、子供部屋など家中の電気を使用でき、不便を感じることは少ないでしょう。
その反面、電気を使用する場所・機会が増え、特定負荷型に比べ早く蓄電池にためた電気を使い切ってしまう可能性もあります。
長期間の停電で天候が優れない場合などは、太陽光発電からの充電も満足にできない可能性があるため、注意が必要です。

また、各蓄電池によって、200V の電圧に対応しているもの、していないものがあります。
200V の電圧に対応しているものは、エアコンや IH 調理器、エコキュートやエネファームなどが使用でき便利ですが、その分電気を多く消費することになります。
ご購入を検討している蓄電池が 200V の電圧に対応しているか、していないかも蓄電池選びでは重要な判断材料の一つです。